私が癌になった理由「上顎洞癌になった理由を考察しました」

私が癌になった理由を考察

30歳の時に私は上顎洞癌という癌になりました。
その理由を考えてみたいと思います。

私が癌になった理由

1、夜型の生活だった
2、睡眠時間が短かった
3、食生活が悪かった
4、お酒を毎日飲んでいた
5、副鼻腔炎だった

 

1、夜型の生活だった

私は22歳で新卒で就職したときから30歳の約8年間、飲食の仕事をしていました。
飲食の中でも居酒屋のお店で勤務していたため、昼と夜が逆転している生活をしていました。
私が就職した会社は当時、勢いもあって成長しておりかなり労働時間も長かったです。
働く時間が長かった事については私の中では特に問題視していません。
人によってはブラックだとか、働きすぎだとか言いますが、そのように感じるのならばその会社には
向いていないし相性が悪いのですから会社を変えればいいと思います。
長時間労働を肯定するつもりはありませんが、会社の成長について行く事で自分自身も成長したのは間違いないし
その分給与も上がっていったので気にしていません。
昼夜逆転の生活は労働時間の長さと相まってとても疲れました。
子供の頃から私は朝は7時ぐらいに起きて、夜は遅くても22事位には寝るという生活を基本としていました。
おかげで身長も伸びたし体も大きくなりました。
そんな私が昼夜逆転の生活になったのですが、自分には向いていない働き方だったのだと思います。
何でも向き不向き、相性というものがあると思います。
都内での勤務と言う事もあり、終電を過ぎたら家に帰るまで始発を待たなければなりません。
お店で寝てしまう事もしばしばありました。
体には疲労がたまり、免疫力が落ちていったのだと思います。
年に1回は風邪やインフルエンザになっていました。
自分自身の選択を後悔している訳ではありません。
あの時の経験があるから今の自分があるので。
とは言え、夜型の仕事が向いていない人は夜勤のシフトや業種はあまりおすすめしません。
疲れが溜まって、脳も機能が低下すると物事を前向きに捉えにくくなります。
もし、夜型の勤務をするのであればいつまでその業種、職種で働くのかという期限を決めておくのが良いと思います。
現在は私は昼型の仕事をしており、毎日規則正しい生活を送れています。

2、睡眠時間が短かった

夜型の勤務と重なってよくなかった事は睡眠時間が短かった事です。
平均で5時間ぐらいしか寝ていなかったと思います。
子供のころから基本的に毎日8時間〜9時間の睡眠をとっていた私が睡眠時間5時間になってしまったのです。
朝7時位に家に帰って寝るのは8時位でした。その後13時位に起きて仕事をしたり勉強をしたりしていました。
起きる時も疲労が溜まっているせいか、足が吊って痛みで起きるようなことも結構ありました。
疲れはあまり取れていないし、脳の働きもあまりよくなかった気がします。
それでも働けた、動けたのは若かったからだと思います。
あの生活を今やれと言われたら1日でギブアップします。
睡眠時間は脳と体の疲れをとり、免疫力を上げるために必要な機能です。
人間に必要な睡眠時間は一般的に、7時間〜8時間と言われています。
たまに4時間〜5時間で平気な人もいますがそれは特別な人です。もしかしたら本人が気がつかない間に
疲れが溜まっているかもしれません。
5時間の睡眠は私の体にとっては負担がかかっていたのです。
今は意図的に7時間は最低でも眠るようにしています。
おかげ様で調子はいいですし、ここ数年は風邪やインフルエンザにはなっていません。

3、食生活が悪かった

夜型勤務で肉体労働で、働く時間もまぁまぁ長かったので食に対する配慮は全くできていませんでした。
自分の店の商品を毎日食べ、仕事が終わったらコンビニの弁当や牛丼家さんに行っていました。
お菓子や甘いものを好んで食べていました。
カロリーやコレステロール、塩分の高い食べ物ばかり摂取し、野菜や果物のような自然な食べ物を食べる機会が少なかったです。
実家暮らしで生活していた時は、家が農家だった事もあり豊富な野菜と手作りのご飯を毎日食べていました。
外食する事も大学生になるまではほとんどなく、添加物や過度の調味料とは無縁の食生活をしていた私が社会人になって急に食生活が変わったので体に負担がかかっていたと思います。
私たち人間の体は食べているものでできている訳です、添加物や偏った食事を続けていれば体に悪い影響がでてしまうのは当然です。
なんでもやり過ぎはよくありません。
週に1回ぐらいの外食やコンビニ弁当は問題ないと思いますが、毎日毎食で食べるのはおすすめしません。
夕食を自分で作るのが難しいという人には宅配弁当をとる事をおすすめします。
高齢者向けのイメージが強いですが、若い人が食べても美味しく食べられると思います。
添加物や塩分が少ないため賞味期限も短いです。基本的には届いた日までの賞味期限になっていると思います。
買い物の時間、食材費、調理時間がかからないので忙しい人には特におすすめです。
癌になってからは私も宅配弁当を利用するようになりました。
自分の使える時間も増えるので重宝しています。

4、お酒を毎日飲んでいた

居酒屋で働いているぐらいですから、お酒が好きでした。
毎日のように飲んでいました。
営業が終わったらお店のアルバイトと一緒にコンビニでお酒と食べ物を買って飲んでいました。
始発まで時間があるし、アルバイトとのコミュニケーションをとる事もできたし、何よりも楽しかったからです。
そんな生活を毎日のように続けていれば体にはよくありません。
睡眠の質も悪くなり、疲れが取れない原因にもなっていました。
私自身、お酒と相性がよくなかったのかもしれません。
両親ともにお酒はほとんど飲まないし、祖父母も飲みませんでした。
お酒自体に弱かったと思います。
しかし、飲むようになってだんだん強くなっていった訳です。
癌になった後もお酒だけはやめられませんでした。
1回目の癌になって手術して完治したあとにはお酒を飲みました。
お酒意外の生活スタイルは変えてきましたし、自分なりに色々な事を取り入れていました。
それでも、お恥ずかしい話ですが3回目の癌になるまでお酒を止める事ができませんでした。
3回目の癌を経験してから、キッパリとやめました。
今のままの生活ではダメなんだと思いました。
お酒自体が悪いとは思いません。
適量であれば飲んでも問題ないと思います。
しかし、中途半端に飲む位だったらやめようと思いました。
今日は飲もうとか、今日は飲まないようにしようという誘惑や迷うような時間が無駄だと思ったからです。
お酒をやめてからは快適です。
毎日すっと起きれます。
むしろ周りの人にお酒を控える事をおすすめしています。

5、副鼻腔炎だった

言い方を変えると「蓄膿症」というやつです。
私がなった上顎洞癌は副鼻腔に癌ができるものです。
副鼻腔炎は上顎洞癌になるリスク要因の一つとされているそうです。
副鼻腔炎は鼻腔の周りにある副鼻腔が炎症を起こす病気です。
副鼻腔炎には、「急性副鼻腔炎」と「慢性副鼻腔炎」とがあります。
急性副鼻腔炎は、主に細菌やウイルス感染が原因で起こり、症状は1カ月ほどで治まります。
慢性副鼻腔炎とは、急性副鼻腔炎が長引いたり繰り返されたりして、その症状が3カ月以上続く副鼻腔炎のことです。
膿が鼻水と一緒に出てくるため、透明ではない黄色のネバネバとした鼻水が出るという特徴があります。
私自身は慢性副鼻腔炎だったと思われます。
今は手術で副鼻腔にあった腫瘍ごと摘出してしまったので問題ないと思われますが、副鼻腔炎の方は注意が必要です。
場合によっては耳鼻科のお医者さんに相談したほうが良いと思います。

最後に

癌になったのは遺伝や副鼻腔炎という症状が原因だったかもしれません。
しかし、一番大きいのは「生活習慣」だと思っています。
体に負担をかける悪い生活習慣は見直すべきです。

健康は何よりも大きな財産です。
自分は大丈夫だと思っている人が多いですが、そのような油断や慢心が病気を引き起こします。
生活の質を上げるためにも、生活習慣には気を配ってください。
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