自分に役割をつける生き方・マインドセット「会社の役職に頼らない」

自分に役割をつける生き方

癌サバイバーのKANDAです。
上顎洞癌になって、治療と再発を繰り返してきました。
自分の生きる時間について真剣に考えてきました。
その中で、自分の役割は何なのかを考えるようになりました。
自分で自分に役割をつける事で、人生が前に進みやすくなったのでその方法を紹介したいと思います。

人生の役割を持って生きる方法

1、「ロール」という自分だけの役割を持つ
2、色々な立場での役割を持つ

1、「ロール」という自分だけの役割を持つ

ロール=役割・役目・任務
と捉えて頂ければと思います。
ロール・プレング・ゲーム(RPG)のロールです。
ここでのロールというのは自分の人生の役割という意味です。
会社の部長、課長、係長というような役職ではなく、会社から外に出た時の役割を持つ事です。
簡単に言うと自分の代名詞みたいなものですね。
そしてその役割で何をしたいのか、どのような影響を与えたいのか、どのような人になりたいのかを設定する事が重要です。
例えば私の場合は「隻眼の癌サバイバー」というロール(役割)を持って生きています。
隻眼=片側の目そのものや視力を失った身体障害の状態の事です。
癌サバイバー=がんと向き合いながら生きる人の事です。
この2つを合わせて「隻眼の癌サバイバー」としました。
「病気の治療で左目が見えなくなったけど、それでも癌と向き合って生きる」という役割を自分なりに持つようにしました。
このロールによって、同じ癌を患った人に少しでも勇気を与えたいし、前向きに生きるきっかけを作りたいと思いました。
そのためにこのブログも運営しているし、会社内でも、会社の外でもこの役割をもって行動・発言をしています。
この役割を果たすために何が出来るかを考えています。
この役割は何でもいいと思います。
例えば以下のようなものです。

夢発見コーチ
自分軸発見コーチ
ハッピーコーディネーター
引き寄せ集客コンサルタント
見込み客リストマネジメントコンサルタント
起業家のためのセルフプロモーションマーケティングヒットメイクコンサルタント
ハイパーメディアクリエーター

ちょっと怪しいし、胡散臭いですよね。
でもこの役割にちゃんとストーリーや理由があればいいんです。
名刺を作って書くわけじゃないですから。
自分の名刺を作りたければ作ってもいいと思います。
会社の役割と言うのは会社に所属している時にしか持てません。
それに、いつどこで変わるかわかりません。
人事異動や会社の組織改革による影響で変わります。
あなたが取引先と仕事をする時に相手が話を聞いてくれるのはあなたがその会社に所属しているからかもしれません。
もしくは、あなたに役職があるからかもしれません。
あなたが今の会社をやめて独立しても一緒にビジネスをしてくれる、助けてくれる人は何人いると思いますか?
会社の役割だけで生きていると会社から離れた時に自分を見失ってしまいがちです。
私の知り合いでもそうゆう人は何人もいます。
会社の外に出た時にも使えるような自分のロールを持つ事で、組織や会社に囚われない生き方ができるし、自分の人脈や選択が広がります。
今までの自分の経験やこれからやりたい事、なりたい自分を考えたうえで自分の自分だけのロールを持ちましょう。

2、色々な立場での役割を持つ

人は仕事意外にも、色々な立場を持って生きています。
それは「5つの立場の役割」です。
【5つの立場の役割】
・職業の役割
・パートナーとしての役割
・子供としての役割
・親としての役割
・社会人としての役割

職業の役割

会社という組織に属している人もいるでしょうし、経営者や職人など働き方は様々だと思います。
それら働く仕事における自分の役割の事です。
基本的には役職と同じだと思います。
ただし、何のために働くのか、仕事をしているのか、誰のためなのかを持つ事で仕事に成果やモチベーションは変わります。
キャリアや成長にもつながります。

パートナーとしての役割

結婚するかしないかによって変わると思います。
付き合っている恋人でもいいと思います。
誰かと一緒に生きるという事の中で、その相手とどのように生きるのかは重要です。
パートナーにとってどのような存在でありたいのか、何を与えたいのかを考える事でお互いが幸せになれると思います。

子供としての役割

自分が子供の頃は気づかなかったけれど、年齢を重ねると自分が両親の子供なんだと気付くタイミングがきます。
自分は子供として親に何が出来るのかというマインド的な役割が1つあります。
一方で、「親の介護をどうするか?」「一緒に住むのか?」など具体的な対応、役割も必要になります。
これは避けられない道です。

親としての役割

子供を持って親になれば、子供のことについても考える必要があります。
子供にとって親である自分はどのように生きるのか。何を伝えたいのか。
また、自分の人生だけでなく「子供の人生を豊かにするためにどうすればよいのか?」を考える必要があります。
住まい、ワークライフバランス、マネープランなどを考える必要があります。

社会人としての役割

社会人というのは仕事以外の領域という意味で、社会に関わる者の事です。
地域コミュニティーやボランティアなど、会社を越えてどのように社会に貢献していきたいか。
趣味でもいいし、自分が好きな事における社会との関わりでもいいと思います。
私はサーフィンが好きで、趣味にしています。
サーフィンは海でやるスポーツですから、海を大事にする必要があります。
自然に感謝し、海を守る必要があります。
ビーチクリーニングに参加したり、海の近くに住んでいる人たちに感謝を伝えています。
これらの5つの役割を考える事で、自分は「どのような生き方をしたいのか」「自分はどういう存在でありたいのか」を持つ事ができます。

最後に

役割というのは、与えられるだけではありません。
自分で見つけるものだと思います。
与えられた役割でやる気が出る人もいると思います。
でもそれはいつ無くなるかわからない役割かもしれません。
自分の役割を決めて設定しましょう。
コロコロと変わってもいいと思います。
人間は環境によって変わる生き物です。
逆に言えば、変わらないと生き残れないのです。
何でもいいので自分のロールを持って生きるようにしてみてください。
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