癌サバイバーのおすすめ食材 「酢」のメリット紹介

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癌サバイバーのおすすめ食材 「酢」のメリット紹介

癌サバイバーのKANDAです。
上顎洞癌になって治療と再発を繰り返してきました。
その中で予防のための健康法や食事を日々取り入れて生活しています。
今回は「酢」のメリット、効果、おすすめの食べ方について紹介します。
酸っぱいものは好みが別れる味付けですよね。
女性はすきな人が多いイメージがあり、男性はあまり好きじゃない人が多いです。
酸味というのは、癖のある味気なのでしかたがないとは思います。
しかし、酢も使い方や料理の仕方で美味しくいただける上に、体にとって非常に良い食べ物になります。

<目次>

酢のメリット
酢のデメリット
酢の種類
酢のおすすめの食べ方

酢のメリット

ダイエット効果
疲労回復効果
血糖値の上昇を抑える
抗菌作用
整腸効果

 

ダイエット効果

酢に含まれる酢酸、クエン酸、アミノ酸にはダイエットに効果があると言われています。
酢酸には脂肪の蓄積を抑える効果があり、クエン酸が体内の脂肪をエネルギーに変えて消費し、アミノ酸で脂肪の燃焼を促す効果が期待されています。
運動する30分~1時間前に酢を摂取してすると最も効果が高まると言われています。

疲労回復効果

アミノ酸とクエン酸が疲労回復のスピードを速めてくれる効果があります。
運動の後や、仕事の後に酢を摂り入れると疲労回復効果を期待できます。
ちなみに、酢を飲んでも体は柔らかくはなりません。
あくまでも筋肉の疲労をとるだけです。
筋肉が柔らかくなるわけではありませんので、誤解しないようにしましょう。
これは噂で広まった内容みたいです。
私も体を柔らかくするために酢を飲み続けましたが、柔軟やストレッチを継続しなければ体は硬くなります。

血糖値の上昇を抑える

酢には血糖値を抑える効果があります。
特に酢たまねぎでは血糖値を下げる効果が高いです。

抗菌作用

酢を使った料理は食べ物を痛みにくくする効果があります。
酢には細菌の繁殖を抑える効果があるのです。
大腸菌やサルモネラ菌など、人間の身体に害を及ぼす菌に対しても効果が実証されています。
また、食事意外でも掃除などの抗菌にも酢は使う事ができます。

整腸効果

酢に含まれる酢酸には腸内環境を整える効果があります。
便通も良くなるので、便秘対策にも効果が期待されています。

癌の予防効果

「ヒトがん細胞」に対する増殖抑制効果があり、動物に対する大腸がん予防効果があるという研究発表が京都大学・大東肇教授グループ、金沢医科大学・田中卓二教授グループからされています。

酢のデメリット

酢が体にいいからと言って、たくさん摂取すると逆に体にとって悪い影響を与えてします。
酢は酢酸といって、酸性の成分です。
酸なので物を溶かす作用があります。
注意する事は、酢を原液で飲まないようにすることが大切です。
原液の酢ドリンクなどを飲んだ後はうがいをするようにしましょう。

酢酸成分で歯や胃を荒らしてしまう

歯の表面はエナメル質という膜で覆われています。
摂取しすぎたり、原液で摂取すると、酢酸によってエナメル質が溶けると虫歯になったり知覚過敏になったりしてしまいます。
また、胃が弱い人は酢酸成分が胃腸内を刺激して荒れてしまい、胃痛の原因となってしまうこともあります。

酢の種類

米酢

米を主原料にしてできるのが「米酢」(こめず/よねず)です。
まろやかなコクと、香りが特徴です。
和食はもちろん、料理全般に使われています。
寿司飯との相性が良いと言われています。

穀物酢

一般的な家庭で一番使われているのがこの穀物酢です。
小麦・大麦・酒粕・コーンなどの穀類をブレンドして作られており、さっぱりさわやかな酸味が特徴です。
香りは少なく、他の材料の味を引き立たせたり、加熱する料理に適しています。
比較的に値段も安いものが多いです。

黒酢

玄米または大麦を原料とした酢です。
長期熟成によって濃い褐色をしており、独特のコクと風味・香りがします。
D-アミノ酸やミネラルが豊富で、ダイエットや美容効果が注目を集めており黒酢食品やドリンクが多数販売されています。
女性が好きな酢の一つです。

ワインビネガー

ワインを酢酸発酵させて作られるのがワインビネガーです。
酸味が強いのが特徴。
開栓後に香りが徐々に揮発してしまうので量や保管に注意しましょう。
赤ワインから作るのが赤ワインビネガーです。
果実味のあるコクが特徴で、牛肉やマグロなどの赤身魚、脂ののった青魚やサーモンとも好相性です。
白ワインから作られるのが白ワインビネガーです。
フルーティな香りとさっぱりした味わいで、生野菜や白身魚などと相性が良いです。
サラダやカルパッチョにおすすめです。

バルサミコ酢

ぶどうの濃縮果汁を木製の樽たるで3~7年熟成させて作ります。
加熱すると酸味が飛び、深みと甘みが増すので、肉や魚のソース、さらにデザートにも使う事ができます。
主に洋食に使われますが、醤油との相性もいいです。

酢のおすすめの使い方・食べ方

1、ドレッシング

お酢とオリーブオイルを混ぜるだけで簡単にドレッシングが作れます。
胡椒、マスタード、ハーブやスパイスを加えると味気が変わるのでより幅広く楽しめます。
オリーブオイルと酢を3:1で混ぜるとちょうどいいと思います。

2、酢納豆

納豆にお酢をかけるだけの超簡単で最強の食べ方です。
普段食べている納豆に酢を10mlぐらいかけるだけです。
個人的なおすすめは黒酢です。
コクがあり納豆の旨味が増します。
味はすっぱい納豆です。
納豆の香りとネバネバが弱まり、混ぜるほどに泡立ってふわふわの食感になります。

3、酢玉ねぎ

酢に玉ねぎを切ったものを漬け込んだものです。
作り方は、カットした玉ねぎを空気にさらして、特製はちみつ酢に3日漬け込むだけです。
<材料>
玉ねぎ :一個
米酢  :200cc
はちみつ:大さじ1杯
密封容器に入れておくと2週間は冷蔵庫で保存できます
そのまま食べてもOK。
お刺身にのせてカルパッチョにしたり、サラダにかけてドレッシングにもできます。

最後に

酢は少量でいいので毎日摂取する事をおすすめします。
特に夏場や暑くなってくると食欲もなくなってくるので、酸味が食欲を増幅してくれます。
意識しないと酢は摂取しにくい食材なので、まずは食べやすい摂取の方法をとってみてください。
酢納豆は本当におすすめです。
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