【経験談】体調管理に効果のある「ファスティングのすすめ」〜メリット多数〜

【経験談】体調管理に効果のある「ファスティングのすすめ」〜メリット多数〜

私は上顎洞癌になり、治療と再発を4回繰り返してきました。
手術と重粒子線治療によって癌の治療をしてきましたが、癌は何よりも予防が重要であると思っています。
西洋医学的な治療も必要であると思っています。
しかし、抗癌剤や放射線治療は人体に影響が強く、治らない可能性もあります。
東洋医学における治療も治る人もいれば治らない人もいるのが現実です。
癌になってから対応するのでは遅いです。
私自身、再発したら治るかどうかわかりません。
そんな中で、ファスティングという免疫療法を知り実践しています。
私自身が再発予防としているファスティングのやり方と効果を紹介します。

<目次>

ファスティングとは
ファスティングの効果
ファスティングを実践して感じたこと
私のファスティング方法

ファスティングとは

英語で書くとfastingです。
日本語の意味は断食・絶食です。
もともと「断食」は宗教的な儀式や精神的修行の一形式として行われてきました。
それが、近年では病気の治療や健康増進として注目されるようになりました。
断食と言っても何も口にしないわけではありません。
酵素ドリンク、水だどの必要なエネルギーや水分は摂取します。
また、実施する期間もその人の状況や状態、経験値によって変わります。
プチ断食と言われる半日断食から7日間や10日以上実施する人もいます。

ファスティングの効果

ファスティングの大きな効果は以下の4つです。

1、デトックス

デトックスとは、体内に溜まった毒物を排出させることです。
現代人は食べ過ぎと言われています。
しかも、近年では食品添加物や科学的に作られた原材料が多くの食品に使われています。
それらは自然界には存在しないものなので人間にとっては無害とは言えません。
添加物等は国が定めた基準の範囲内で使用が認められており、安全性があると言われていますが海外に比べると日本の基準は低いです。
少なからず自然ではないものを体に入れるのですから、人によっては影響を強く受ける人もいます。
アレルギーと同じようなものではないでしょうか。
全ての人にとって安全な食品など存在しないと思います。
そのような毒素を排出するのがデトックスです。
人間の基本的な仕組み・生理的な原理として「吸収と排泄は同時にできない」と言われています。
つまり、食べ過ぎると消化吸収に身体は使われてしまい、排泄がおろそかになります。
食べ過ぎるとお腹が張って、身体が重くなり、むくんだりして、尿や便が出にくくなるという経験はありませんか。
これは血液のなかに余剰物や老廃物がたまり、血液が汚れている状態です。
逆に「食べないことで排泄を促します」
ファスティングをすると、吐く息が臭くなたtり、黒い便が出る、目やにや痰がでる、尿が濃くなるという状態になる場合があります。
これは排泄が活発になっているからです。
デトックスの比率は、便で75%、尿20%、汗5%と言われています。
便秘で便が出ない状態というのは、それだけデトックスが行われていないという状態です。

2、腸内環境の改善

腸内細菌によって私たちの健康状態は大きく左右されています。
健康を保つためには免疫力を上げる事が重要であり、癌の予防も免疫力が重要です。
その免疫力の大きな役割を担っているのが「腸」です。
腸では免疫細胞の70%が作られていると言われています。
腸内環境を整え、善玉菌が活発化すると免疫力が向上し、様々な病気の予防になっていきます。
体内に入ってきた病原菌や有害物質は、腸の中にある免疫細胞によって排除されます。

3、ダイエット

当たり前の事ですが、食事を取らない、食べないので痩せます。
摂取したエネルギーと使ったエネルギーのバランスで体を維持しています。
食べる量が多くて運動しなければ太るし、たくさん食べてもそれ以上に動いて消費すれば太りません。
特に、ファスティング中は摂取するエネルギーが大幅に低下します。
食事による摂取エネルギーが活動エネルギーを下回ると、体内のエネルギーがマイナスになります。
すると体内に蓄えられている糖質をエネルギーとして使おうとします。
しかし、貯蔵エネルギーすらも足りなくなります。
そうなったら今度は体内に貯蔵されている脂肪を燃焼させてエネルギーを作るようになります。
脂肪を燃焼していくことで、体重が減少します。
脂肪は必要以上に摂取した炭水化物(糖質)を貯蓄するために作られます。
ファスティングによって腸内環境を整え、食物酵素を多く取り入れることで代謝酵素の働きが活発になり脂肪の溜まりにくい体になります。

4、ホルモンバランスを整える

乱れた食事によってホルモンバランスを崩す要因になり、太りやすくなったり、皮膚が荒れたり、精神的に不安定になりやすくなります。
ファスティングによってホルモンの感受性が高まり、ホルモンバランスの安定、症状の緩和や改善に効果があります。
その他にも

・アンチエイジング
・肌質の改善
・冷え性の改善
・便秘改善
・アトピー性皮膚炎の改善
・慢性疲労の改善
・寝つきがよくなる
・味覚が正常になる
・脳の働きがよくなる
・ストレスに強くなる
・肩こり・腰痛が解消
・血糖値の低下

など様々な効果があります。

ファスティングを実践して感じたこと

・免疫力が上がった
・腸内環境が整った
・太りにくくなった
・我慢強くなった

免疫力が上がった

毎年風邪を引いていましたし、インフルエンザにもよくかかっていました。
しかし、ここ数年は体調を崩したことがありません。

腸内環境が整った

ファスティングをすると「宿便」という腸にたまっている便は排泄されます。
これによって腸が完全に綺麗になります。
このあとから排便の頻度が上がりました。
それまでは若干便秘気味でしたが、今は毎日排便があります。
ファスティング以外にも腸を整える生活をしていますが、ファスティングが大きな要因になったのは間違いありません。

太りにくなりました。

というか油断していると痩せてしまいます。
基本的には1日1食、もしくは2食の生活をしているためかもしれません。
夕飯をお腹いっぱいになるまで食べても太りません。
太りにくいので体がとにかく軽いです。
毎朝快適に起きれるし、運動もしやすいです。

我慢強くなった。

というか気にしなくなったとも言えます。
お腹が減るとイライラする事ありますよね。
私もファスィングを始めたときはそうでした。
しかし、慣れてくるとお腹が減っても気になりません。
というか、お腹が減っている事自体を楽しむようになりました。

私のファスティング方法

私は基本的に1日1食のファスティングを実施しています。
食べるのは夕飯だけです。
夕飯は寝かせ玄米を食べています。
それに数種類のおかずと納豆という献立です。
たまに、同僚や友人と昼食をとる時もあります。
そうゆう日は1日2食ですね。
「絶対に1日1食」と決めると疲れます。
たまには食べすぎる日があってもいいと思います。
旅行の時は1日3食たべたりもします。
せっかく美味しいものを食べられる旅行なので、1日1食と決めつけてはつまらないですから。
そして1年に1回は5日間のファスティングをします。
この時は水と酵素ドリンクだけです。
かれこれ4年ほどやっていますが、特に困ったことはありません。
辛くもないし、ストレスも感じません。
ただし、ちょっと疲れやすくなるので運動は程々にしています。

最後に

我々の生きている時代は飽食の時代と言われています。
特に日本のような先進国は食糧が余っています。
明らかに食べ過ぎていますし、飢餓で飢死にするような事はほとんどないはずです。
しかし、何千年という長い人間の歴史の中で、人類は食べ物に困って生きていました。
1日3食食べられるなんて長い歴史からみたらここ最近です。
つまり、食べない事、食べられない事の方が人間にとっては普通だったのです。
人間はその中で生命力を高めてきました。
生きる力や治癒の力はここにあると私は思っています。
食べない事で体は回復しようとします。
風邪やインフルエンザなどの体調が悪い時に無理して食べる必要はありません。
体がやすめと言っているのです。
私はファスティングを通して生きる力(生命力)を強くしたいと考えています。
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