病気になったら病気を上手く活用しよう「無理する必要はない」

B!

病気という状態・経験をうまく活用しましょう

私は上顎洞癌という癌になりました。
そして、再発と治療を4回繰り返しています。
その経験から、仕事でもプライベートでも癌になった事を上手く活用し、口実にして生きています。
病気になったらそれは単なる事実です。
その事実をどう使うかはあなた次第です。
自分のために、自分のこれからの健康と時間のために使えるものは使い切りましょう。

病気を活用する方法

・休む口実にする
・身体の強い人と同じ土俵に立たない
・飲み会に行かない口実にする
・人と会う理由にする
・病気というキャラ作りをする

 

休む口実にする

会社を休む口実として病気を上手く使ってもいいと思います。
検査だけの診察で1時間で病院は終わって、その後は仕事に行ける日があるかもしれません。
しかし、緊急性の高い仕事を抱えている訳でもなく、その日やらなくてもいい仕事であれば休みにしてしまいましょう。
ゆっくり家で体を休めたり、買い物にいくのもいいです。
自分の病気で病院にいくという口実は嘘ではありません。
嘘をついていないのですから堂々と休めばいいのです。
有給5日消化が義務化されたとはいえ、まだまだ日本は休みを取りにくい風潮があると思います。
病気や病院に行く人に対して無理やり働けとか、出勤しろとか、有給をとる事に否定的な感情になる会社は少ないと思います。
逆に病気の人に対して病院や休養をとる事をいたわってくれない会社はヤバイです。
苦しみやつらさを理解できないような人と働くのは不幸です。
「病気になってもそれを言い訳にしたくない」と考える人もいますよね。
それはそれで良い事だと思います。
私も病気である事を言い訳にして仕事の成果に対して言い訳をするつもりはありません。
むしろ、病気になったから自分の時間を大事にして最大限のパフォーマンスを発揮するために生活スタイルを変えました。
健康管理を最大限行い、時間管理を優先し、生産性向上に対して何ができるかを勉強して生活しています。
私が伝えたいのは、健康な人と同じ土俵で頑張る必要は無いという事です。
病気になったのであれば、その人に原因があります。
それは遺伝かもしれないし、生活習慣かもしれません。
遺伝であるならばその人個人には責任はないかもしれません。
しかし、そのような体に生まれてしまったのです。
だからと言って親や親族を恨みますか?
私は恨んでいません。
産んで、育ててもらって自由にさせてもらえた事に感謝しています。
病気を言い訳ではなく、自分を成長させる理由や健康にする口実として休みをしっかり取りましょう。
私は毎年ハワイ旅行に行く事にしています。
連休をとって7日間ぐらい遊びに行きます。
だって、いつ死ぬかわからないなら行ける時に行きたいじゃないですか。
いつでも行けると思っている人は一生いけないです。
いつになっても行けないと思ってる人も一生行けないです。
病気の苦しみを味わったんだから、旅行にいくぐらいいいじゃないでしょうか。

身体の強い人と同じ土俵に立たない

世の中には身体が強い人がいます。
日常的に睡眠時間も短くて、お酒やタバコを毎日摂取しているのに、風邪もひかなくて大きな病気にもならない。
その上寿命も長いという人がいます。
体力もあり、仕事も1日12時間ぐらいは平気でできるというような人がいるんです。
そうゆう人は他人の病気の辛さを理解しにくいものです。
そんな強い人までいかなくても、いわゆる「普通の人」とでも同じ働き方、仕事の仕方をしても勝てません。
病気になったら病気になったなりの生き方があると私は思っています。
頭と心を使う事です。
痛みや苦しみがわかるのですからその経験を生かして人と接したり、サービスを考えればいいと思います。
身体を無理に使うのではなく、頭を使って行動するしかないのです。

飲み会に行かない口実にする

飲み会に行くのをやめましょう。
特に何の理由も無い、その日に決まったような飲み会や毎週定例で行われている飲み会は行かなくていいです。
いかない口実として「病気になったから、健康のために」と言いましょう。
病気で今体調が悪いからいかないのではなく、「健康管理としていかないようにしている」と言えばいいのです。
余計な心配をかけなくて澄みます。
歓送迎会や忘年会というイベントの飲み会には参加すれば良いと思います。
病気を経験している人に無理やり「来いよ」「参加しなよ」と言う人は少ないはずです。
周りも別に嫌な気持ちにもなりません。
飲み会の行かなかった時間で、勉強したり、趣味をしたり副業の時間に使いましょう。
人が飲んでる、遊んでいる時間に勉強するんです。
他人との差はこうゆうところで生まれるのです。
飲み会に出なくても仕事は円滑に周ります。
実際私は、ここ3〜4年は飲み会に出席していません。
誘われる事もほとんどありません。
それでも、仕事の会話は普通にできるし、人間関係も問題ありません。
飲み会での話にそんなに重要な事なんて無いです。
あったとしても忘れてしまうものです。
そんな時間に2時間や3時間つかうのはもったいないです。
病気になった事を口実に飲み会を断りましょう。

人と会う理由にする

会いたい人や遊びたい人に合う理由を病気になった事を活かしましょう。
これは、病気になったから会いたい、遊びたいと伝えましょう。という事ではありません。
まぁそうゆう風に伝えてもいいかもしれませんがビックリすると人が多いのであまりおすすめしません。
自分のなかの理由として、病気になった事を使えばいいのです。
「病気になって変わった自分の事を知ってほしい」
「この先の人生でまた会えるとは限らないから元気な時に遊びたい」
など自分の意思や決意を固める材料として使えばいいのです。
久しぶりに会う友人や仲間と連絡するのは恥ずかしかったり、勇気がいるものです。
でも、病気になった事で時間の大切さや友人のありがたさを知ったはずです。
1度きりの人生です。
会えるうちに会える人に会いましょう。遊びましょう。

病気になった人というキャラ作りをする

飲み会を断る事を続けていればそうゆうキャラができます。
「あの人は飲み会に行かない人」というキャラです。
そうなれば楽です。
無駄な誘いも少なくなるし、気をつかう必要もなくなります。
同じような感じで健康管理を大事にするキャラにもなれるし、自分の時間や命を大事にするキャラにもなれます。
私は実際にそのようなキャラとして周りから認知されています。
健康管理や時間管理などのツールやテクニック、価値観を日頃から周りに伝えています。
そうする事で、周りも認知してくれています。理解してくれているかどうかは別として、認知はされています。
相談を受ける事もあるし、相談にのってもらう事もあります。
そうやってキャラが固まってくると、自分の欲しい情報が集まってくるし、自分の知識やスキルをアウトプットする機会が増えるので成長します。
ただし、気を付ける事が1つあります。
「病気を理由に仕事をサボっている人」というキャラにならないようにだけ注意しましょう。
病気になった事は仕事をしない理由にはなりません。
病気になった事は何かをする時の口実や理由には使えますが、ミスや迷惑をかける事の言い訳にしてはいけません。

最後に

前に進める人は自分の経験や経歴を全て使い切ります。
それが一般的に悪い事や不幸な事であっても活用します。

前に進める人=生き残る人
だと思います。
病気になってしまった事はどうにもできません。
であれば、どうやったらその事実を最大限に活用できるかを考えたほうが人生楽しく生きられると思います。

私は癌になって、再発と治療を繰り返してきました。
最初はもちろん不幸に思いました。
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