オートミールって不味そう?【食べやすくする方法教えます】

オートミールって不味そう?【食べやすくする方法教えます】

オートミールを最初にみた時に、「まずそう、、、」って思った人は多いのではないでしょうか?
私も正直言って不味そうな食べ物だなと思いました。
なんでこんな食べ物をみんながおすすめしているんだろうなと思っていました。
特に、牛乳に混ぜて食べる状態のものは美味しくなさそうで仕方ありません。
私の奥さんも、私がオートミールを食べる様子を見て「人間の食べ物じゃない」と言いました。
その時はヨーグルトにオートミールを混ぜて、アサイーを入れていたので余計に美味しくなさそうな状態でした。
ハワイで人気のアサイーボールと同じような色なのに、オーツ(燕麦)が入るだけでいきなり不味そうに見えてしまいます。
とは言えオートミールの栄養成分は、とてつもない効果を秘めているのは事実です。
食べ続ける事で体の内側も外側も良くしてくれるのがオートミールの効果です。
習慣的に食べ続けるには、美味しくないと出来ないと思います。
そこで、少しでもオートミールを食べやすくする方法をお伝えしたいと思います。
海外ではオートミールが食文化として主流になっているのですが、日本人は習慣がないので見た目と相まって敬遠されがちです。
オートミールは食べ方次第で美味しくなりますし、デザートにも出来ます。
オートミールについて詳しい内容、効果についてはこちらの記事を読んで頂ければと思います。

オートミールが美味しくない理由

・見た目が悪い
・分量が合ってない
・種類が好みに合っていない
・慣れていない
・味付けが合っていない

見た目が悪い

美味しくなさそう、美味しくないと感じる要素として見た目は大きいです。
特に、牛乳にひたひたにして温める調理方法はオーツがふにゃふにゃになるので嫌な人も多いと思います。
また、トッピングが少なくてオーツと水分だけで食べようとすると余計に不味そうな印象になります。
何かトッピングをしたり、美味しそうな見た目にするように調理方法を変えてみる事をおすすめします。

分量が合ってない

オートミールがまずいと感じてしまう理由として調理の際の分量が間違っている場合があります。
商品の袋の裏側などに、1回分の量の目安が書いてあると思います。
分量を気にせず適当に作るとオートミールと水分のバランスが悪くなってしまい、粉っぽくなったりして美味しくなくなります。
そのまま食べても美味しくないですよね。
慣れないうちは分量は気にするようにしましょう。

種類が好みに合っていない

オートミールにもいくつかの種類があります。
米にも「もち米」や「うるち米」など種類があるのと同じですね。
一般的なものは以下の5つです。
・スティールカットオーツ
・オーツブラン
・ロールドオーツ
・クイックオーツ
・インスタントオーツ

スティールカットオーツ

原料のオーツ1粒を2〜3個に砕いて割った状態のものです。
加熱処理されていないのでそのまま食べる事はかなり難しいです。
できたとしても美味しくないです。
割っただけで加工が少ないので一番栄養価が高いのがこの種類です。
煮て食べるのがベストです。

オーツブラン

オーツ
オーツからもみ殻を取り除いたあと、実に付いている外皮をさらに取り除いた時に出る外皮(粉)がオーツブランです。
お米でいうとことの、「ぬか」にあたります。
他の種類よりも食物繊維やミネラルが豊富に含まれています。
しかし、調理して食べるには向いていないので、サプリメントにして利用するのが多いです。

ロールドオーツ

もみ殻の除いたオーツを蒸して平に伸ばしてから感想させたものです。
薄く加工されているので、調理時間が短く出来るようになっています。
加熱処理されているので、そのまま食べる事もできます。
ただし、美味しくはありません。
食べやすくするためには、加熱したりオーバーナイトオーバーミールにしたりする方が良いです。

クイックオーツ

ロールドオーツをさらに調理しやすいように、細かく加工したものです。
細かくする事によって、熱や水が浸透しやすくなっています。
その分調理の時間が短くできます。
牛乳や水に入れて加熱させて食べるのが一般的です。
食感は「もちっと」したような感じですが、噛みごたえはあまりありません。
お粥みたいな感じです。
この状態のものが一般的ですし、栄養と食べやすさのバランスがとれているので一番おすすめです。

インスタントオーツ

ロールドオーツを一度調理してから感想させた状態のものです。
クイックオーツよりも調理時間が短くてすみます。
調理されているので、味付けされたものもあります。
そのまま食べる事もできるし、牛乳をかけてシリアルのように食べる事もできます。
ただし、一度調理されている分煮た時の食感はほとんどありません。
食感がほしい人には向いていないかもしれません。
とはいえ、味付けされているものなどは手軽に食べれるので初心者に向いていると思います。

慣れていない

単純に食べ慣れていない事も不味いと感じる原因です。
そもそもが海外では主流の食べ物であり、日本には食べる文化がありません。
逆に日本人に馴染んでいる食文化の「納豆」や「卵かけごはん」「漬物」などは海外の人は不味いと感じます。
納豆なんかは食べる事すら出来ない人もいるのではないでしょうか?
そんあ納豆なども我々日本人でさえ、最初は抵抗があったと思います。
慣れる事で、美味しく感じられるようになります。
オートミールも同じようなものです。
食べ慣れる事で、不味いとは感じにくくなると思います。

味付けが合っていない

オートミール自体のそのものの味は正直言って、美味しくはないと思います。
だから味付けが重要です。
牛乳をかけるだけでは美味しくはないでしょう。
甘みか塩味を持たせないと食べにくいです。
甘みを持たせる場合は、フルーツをトッピングしたりハチミツをかけたりするのが良いと思います。
食感も大事だと思いますので、グラノーラなどをトピングするとサクサクした食感になり美味しさが増します。
塩味をつける場合は、塩だけではなく出汁を入れるのがおすすめです。

オートミールを美味しく食べる方法

①カレーに入れて食べる
②ヨーグルトに混ぜてアサイーボウル風にする
③リゾットにする

①カレーに入れて食べる

カレーに混ぜる事で、オートミールの味がかなり薄まるので最初はこの食べ方がおすすめです。
あらかじめ作っておいたカレーに、食べる分だけ混ぜて加熱するのがおすすめです。
そうすれば、お好みの分量もわかるし全部オートミール入りにならないので便利です。
白米の量を減らせる上にお腹にたまるので満腹感を感じる事ができます。
もしくは、オートミールをふやかして白米の代わりにしてカレーをかけて食べるのも良いです。
白米よりもGI値が低く、食物繊維も豊富なのでお腹いっぱいに食べても太りにくいです。
レトルトカレーをお湯で温めると時に、一緒にオートミールを茹でれば一石二鳥です。
手軽で短時間で食べる事ができるので、忙しい人に丁度いいと思います。

②ヨーグルトに混ぜてアサイーボウル風にする

朝ごはんとして食べる時におすすめなのが、ヨーグルトに混ぜて食べる事です。
その際に、アサイーボウルのようにすると美味しく食べれます。
アサイーがなくても、バナナ、イチゴ、ハチミツ、グラノーラ、ブルーベリーがあれば視覚的に美味しそうになります。
ヨーグルトとオーツだけでは味気がない上に食感が悪いので、甘みがあると美味しく食べる事ができます。
砂糖の糖分はあまり体に良くないので、フルーツやハチミツで食べるのが良いと思います。
私はオーバーナイトオートミールにして食べています。
オーバーナイトオートミールとは、前日の夜にあらかじめオーツとヨーグルトなどを混ぜておく食べ方です。
こうする事でオーツがふやけて食べやすくなるし、朝などの忙しい時間に調理の時間が短縮できます。

③リゾットにする

冬の寒い日にはリゾットにすると美味しく食べれます。
味付けも塩気のあるしょっぱい系の味にすると食欲が増します。
チーズリゾットにするとよりお洒落な感じもして美味しくなりますよ。
簡単なレシピを以下に記載します。
オートミールのチーズリゾット
(1人分)
オートミール   :40g
水        :200cc
鶏ガラスープのもと:小さじ1杯
牛乳       :100cc
チーズ      :20g
ブラックペッパー :お好みの量で
まず、オートミールを水でふやかしてお粥状にしてください。
その後に水、鶏がらスープ、牛乳、チーズ、ブラックペッパーを加えて鍋で温めてください。
作り方も簡単で美味しく頂けます。

最後に

オートミールは見た目は美味しいとは言い難いと思います。
しかし、味付けや調理の方法を工夫すれば十分に美味しく食べる事ができます。
いくら体に良いオートミールでも、食べ続ける事が出来なければその効果は得られません。
毎日同じ味付けでは飽きてしまうと思うので、色々と工夫して見る事で自分好みの食べ方を見つける事ができると思います。
思い込みをなくすには、美味しい状態のオートミールを食べる事が一番てっとり早いです。
食べず嫌いをなくして、一度食べて見てください!
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