<目次>
癌になってやめた事ベスト3
私が癌になってやめた事は色々あります。
その中で人生・生活が変わった3つを紹介します。
やめた事
1、お酒(飲み会)
2、朝ごはんを食べる
3、テレビを見る
2、朝ごはんを食べる
3、テレビを見る
【やめた理由】
理由は簡単。
体に良くないからです。
正直言って、3回目の癌が発症するまでは3つともやっていました。
お酒を飲むのは楽しみでしたし、ビール、ワイン、ウィスキー、カクテルと様々な種類のお酒を飲んでいました。
お酒の勉強もしましたし、カクテルも自分で作っていました。
しかし、さすがに3回も癌になった時に気づかされました。
「今のままの自分ではダメなんだ」と
仕事も私生活もPDCAを回すことが大切です。
結果を変えたければ行動を変えるしかありません。
背水の陣、追い込まれてやっと変わる決心がつきました。
<お酒>
アルコール、タバコの害については割愛します。
これは言うまでもないし、ネットで検索すればたくさん掲載されていますので。
私はお酒が好きで、毎日のように飲んでいましたが、3回目の癌になった時にきれいさっぱりやめました。
<朝食>
朝食を食べると、血糖値が急激に上がります。
糖分はがんの大好物です。
体も重くなり、体が消化のためにエネルギーを消費します。
特に朝菓子パンを食べるとインスリンショックが起きます。
眠くなって、集中力が一気に落ちます。
<テレビ>
テレビを見る時間を他の時間に使う事にしました。
癌になって最優先にする事は自分自身の時間です
その大切な時間をテレビに取られるのはもったいない事だと思いました。
正直、テレビ自体が面白くないです。
毎日くだらないニュースばかりです。
どの芸能人が不倫しただの、熱愛だの、政治家が何か言っただの。
気分が暗くなります。
だから、録画したお笑い番組だけ観る事にしています。
笑うのは免疫力が高まり癌に有効だからです。
【やめて良かった事】
<お酒をやめて得たもの>
それは「時間」です。
まず、朝の体調がスーパーGOODです。
とにかく調子がいい!2日酔いもないのでスッと起きられます。
胃や腸の負担もなくなり体が軽くなります。
起きてからすぐ活動モードになれるので朝の時間の使い方が何倍にもなりました。
しかし、効果は朝だけではありません。
夜の飲み会にも基本的に参加しない事にしました。
飲まないのだから別に無理に付き合う必要もありません。
忘年会や送別会というイベントにだけ参加すればいいのです。
その事によって夜の時間も増えました。
そして夜に読書、映画観賞という趣味や勉強の時間を増やしました。
さらに入浴時間、睡眠時間が増えた事で体調が良くなるサイクルに変化する事ができました。
<朝ごはんを抜いて得たもの>
それは、「お金」と「忍耐力」です。
まず、朝食代が必然的に浮きました。なんやかんやで朝ごはんはコンビニ等で買っていました。
毎日「500円×20日」だとしても、10,000円は浮きます。
何よりも大きかったのは、「空腹を気にしない気持ち」です。
この「気にしない」というのがポイントです。
「我慢」と冒頭には書きましたが、無理をしている訳ではありません。
空腹感を味わう「余裕」を身に付けました。
自分は「今お腹が減っているんだ」「でもイライラしない。」
その事が仕事における多少のストレスも気にならなくしてくれました。
<テレビをやめて得た事>
これもやはり「時間」がです。
朝のニュースはネットで調べれば事足ります。
どうでも良い情報を受け身で入手するのではなく、欲しい情報、知りたい情報を
自分の意思で手に入れる事が重要です。
デメリットは?
私は特に困る事も苦痛もありませんでした。
周りの友人、同僚にはお酒はやめたと言いました。
「癌とともに生きるために決断した」と伝えて不思議に思う人はいません。
朝食を抜いても周りの人に迷惑をかける事もありません。
ただ、旅行や友人と出かけた時などは別です。
その時間を楽しみます。せっかくの旅行でご当地のおいしいものを食べないのはもったいないです。
テレビを別に見なくても会話についていけなくなる事はありません。
若者のテレビ離れが進んでいる中で、逆に周りもあまりテレビを見ていないのではないでしょうか?
最後に
試しに、何か一つやってみてください。
癌になったからではなくてもいいと思います。
一度自分の時間の使い方、生活を見直してみるきっかけになるはずです。