【経験談】判断力を上げる「5つの方法」〜もう時間を無駄にしない〜

B!

判断力を上げる方法を紹介します。

優柔不断・悩みやすい・決められない、、、
このような人は人生の貴重な時間を無駄にしています。
人生や仕事において重要な判断や決断をしなければならない時は時間をかけて判断をする必要があるかもしれません。
しかし、そのような重要な判断をする機会は普通の人はそんなに多くないはずです。
企業の社長や役員・部長クラスの人は常に多くの判断を的確にする必要があるので、判断力が鍛えれられていると思います。
そのような方々は非常に少ないです。
しかし、重要な判断の機会が少ないだけであって判断という行為はどんな人も常にとっています。
判断=選択
とも言い換えられます。
我々人間は常に選択と判断を繰り返しています。
その選択と判断のスピードを上げて人生の時間を有意義に使える方法をお伝えします。

判断力を上げる方法

1、判断の基準を持つ
2、最悪の場合を想定し、「決めておく」
3、紙に書き出す
4、選択肢を減らす
5、期限を決める

 

1、判断の基準を持つ

自分の中で判断する際の基準を持ちましょう。
基準があればその基準に対して「どうだったらどうするのか」をあらかじめ決めておく事ができます。
基準を持っていれば「なぜそうしたのか」という事が説明できます。
説得力が高まり、納得感が得られます。
例えば

・迷ったらやらない
・新しい食べ物は買うようにする
・トレンドの服は買わない
・損得ではなく善悪で決める
・約束は先に決まった方を優先する

などなど

 

これらは本当に簡単で些細な事ですが、この些細な事の積み重ねに我々の時間は奪われています。

 

コンビニで新しいデザートが売っている。
「新しいのも食べたいけどいつも食べている種類のも食べたい」
という時はありませんか?
私はそうゆう時は新しいものを選択するようにしています。
迷う時間がもったいないからです。
新しいのが満足出来なければ次はいつものにすればいいだけですから。
新しい服が欲しくなった時や買いたくなった時はトレンド(流行)は追わないようにしています。
定番のもので長く着れる服だけ買うようにしています。
どうしてもトレンドの服が欲しい時はユニクロなどの安い商品を買うようにしています。
そこで試してみて気に入ればちゃんとした商品を買うようにします。
ただ、やはりトレンドの商品は飽きやすいしスタイルが限られるので使い捨て感がありますが。。。
このように、人それぞれにそれまでの経験で迷ったり、後悔したことがあると思います。
その経験からどうするのかを他の事にも活かせるように決めておくのです。
そうすれば選択する際に早く判断する事ができます。
少なくとも、「やるか、やらないか」「YESかNO」かの判断が早くなります。
その上で、「やる」のであればどれを選ぶのかを判断する事に時間をかける事ができます。
この考え方は仕事にも当てはめる事ができます。
・仕事の優先順位
・お客様の対応方法
・部下の叱り方

 

これらについては基準があって、その基準に対してどうだからこうするという風に決めておくのです。
基本的にはマニュアル化されているとは思いますが、完全にマニュアルにできるものばかりではありません。
部下を叱る時や教育する時は基準がないと説明できません。会社の服務規定のような明確でわかりやすい内容ならば説明しやすいですが
そういったものばかりではないと思います。
会社の理念を用いて教育、説明が必要な時もあると思います。
抽象的なもの事を伝える時こそ「基準」が必要になってきます。

2、最悪の場合を想定し、「決めておく」

何事も最悪の場合を想定して準備しておく事でスピード感のある判断をする事ができます。
個人で言えば、「もし自分が病気で余命半年だったらどうするか」これを意識して想定して生きている人は少ないと思います。
死というもの自体が実感がわかないからであり、受け入れにくいものだからです。
私は癌という病気で、治療しなかったら余命半年と言われた経験があるのである程度実感していますし、今もその気持ちで生きています。
「死」までは行かなくても、結果が分からない事は多いはずです。
未来を予言する事は誰も出来ないので、100%という結果はありません。
最悪のパターンの結果になった場合にはどうするかを考えていれば、その最悪の中でも傷を浅くする対応をとる事ができるかもしれません。
そしてその選択をあらかじめ、「決めておく」のです
基準を持つに近いかもしれませんが、この「決めておく」という方法はより選択肢が断定されています。
もしこうなったらこうゆう判断をする、と決めておくことでいざ同じような場面がきた時に即決する事ができます。
決して、ネガティブになれと言っている訳ではありません。
あくまでも起こり得るリスクやストーリーを想像し、想定するのです。
そうする事で、いざという時のショックが減ります。
想定外という言葉がありますが、それは想定を上回った時の事ですよね。
想定を上回っても、そのギャップが少なければ対応できます。
あまりにもそのギャップが大きい時に人は思考する力を無くしてしまいます。
普段からリスクに備える事で思考する力を養う事ができます。

3、紙に書き出す

悩みや迷いがあったらそれらを全て紙に書き出しましょう。
書き出してみると意外とその悩みは少ないはずです。
頭の中だけで考えていると、ぐるぐると同じ事ばかり考えているだけでまとまりません。
書き出す事で自分が何を考えていて、何に迷っているのかが整理されます。
目に見える状態になるという事と、紙に書き出すという行為によって客観的に捉えられるようになります。
そして、選択肢に対してメリットとデメリットを書き出すとさらに内容が整理されます。
メリットとデメリットに対して、判断基準に対してどうなのか、どうするかを合わせればいいのです。
時には1日寝かせて見るのもいいと思います。
そのような場合にも書いてある事で思い出す時間が不要になります。
1日経過する事で新しい価値観や選択肢が見つかるかもしれません。
紙に書き出す事で思考が深まり整理される事で選択肢が広がる可能性が高まります。

4、選択肢を減らす

そもそもの選択肢を減らすというのも手段の一つです。
ミニマリスト的な発想、思考です。
服や時計といった日頃から身に着けるアイテムを減らす事で毎日の選択の時間を減らす事ができます。
毎日着る服の種類って少ないと思いませんか?
気に入った服を毎日のように着ていたりしませんか?
それならそれでいいんですよ。
1年に1回、2回しか着ない服は手放しましょう。
選択肢を減らす事で判断力は上がります。
選択肢が多い場合でも、まずは候補を2つか3つに絞るために優先順位を決めてふるいにかけましょう。

5、期限を決める

いつまでに決めるのかを決めましょう。
5分考えて決めた選択と1時間考えて選んだ選択に大差はないかもしれません。
判断する内容にもよるとは思います。
1,000円のための判断と100万のための判断では悩むのは当然です。
人は与えられた条件、環境の中で結果を出す事を求められます。
そしてその条件が厳しい時こそ真剣に考えます。
自分自身に判断する期限を与えましょう。
その与えられた条件の中でベストだと思う選択をすればいいのです。
時間は有限です。
日頃から、何でもいいので期限を決めて判断する訓練をしましょう。

最後に

判断力とはその時のベストな選択を決める事です。
その時のベストが1日後にベストかどうかはわかりません。
しかし、決めるしかないのです。
時には友人や家族に相談して決める事もあると思います。
でも最後に決めるのは自分です。
後悔をしても仕方ない訳ですから、日頃から判断力を上げる訓練や行動をとる事で人生の時間を最大限に使いましょう。
最新の記事はこちらから